公認心理師の土田くみです。
精神科クリニックに勤務して私は今年は25年目になります。
元々は幼稚園教諭、そして結婚し保育士になりました。
そして30代になり保育士からカウンセラーに転身した時のころ、人の悩みを聞く人はある程度人生経験があるほうがクライアントさんには選ばれていました。
30代前半の私はまだまだで、患者さんには一番年配のカウンセラーをお願いしたいと言われたのを覚えています。
しかしまだ私も30代前半です。
自分で、結婚し子育てをしている最中だったからそれが経験の少ないカウンセラーであっても患者さんには安心感を与えていたようです。
子育ての大変さやまた自分が保育士だったからお伝え出来たこともあるかも知れません。
そしてカウンセラーになり、3年で開業し、2002年の10月のことです。
最初の第一期生の生徒さんの年齢は50代の方がいらっしゃいました。
たまに孫の面倒を見ないと行けないから講座を欠席しますという方でした。
その方が講座を修了し、その次の年にカウンセラーになり、そしてあれから20年弱、今年の年賀状には76歳になり年内でカウンセラーを退職されたとご報告がありました。
本当にすごいなー
と思いました。
最初は今からこの年でカウンセラーになれるでしょうか?
と言われましたが、私は大丈夫ですとお伝えし、それからカウンセラーの訓練や勉強会を開いてサポートさせて頂きました。
そしてカウンセラーデビューされました。
そうなんです。
50代からやりたい仕事にと講座に入学され、そしてあれから20年近く経ちます。
やりたいことを年齢で諦めるのはとても勿体ない話です。
カウンセラーだけは、年齢がハンデではなくキャリアになる。
そのことをいつも受講される生徒さんにお伝えしています。
今年スタートカウンセラー講座は20日までが〆切にてまだ間に合います。
今受講されている生徒さんも50代や60代の方が多いです。
今からカウンセラーを目指してください。
やりたいことを仕事に出来るようにサポートいたします。
お読み頂きありがとうございます。
公認心理師 土田くみ